2010年10月22日
ペットロスにお勧め本
今日Amazonで予約していた「またね、富士丸。」が届いた。
今か今かと待っていた本。
一気に読んじゃった。
1ページ目から最後まで号泣(^^;
富士丸くんは、「富士丸な日々」に登場し、”日本一有名なブログ犬”と言われていたコ。ハスキーとコリーのミックスで、ものすごく表情豊かで、大型犬大好きなワタシは富士丸くんを見ていっぺんにファンになってしまった。
でも、残念ながらワタシが富士丸くんを知ったのは、彼が亡くなったあとだった。
時々覗いていた犬関係ブログに「富士丸くんが10月1日に亡くなったそうです」とあった。
チャイが旅立った次の日に旅立ってしまったコ。
気になってブログを覗いてそこで初めて富士丸くんに出会った。
そして、そこには富士丸くんの父ちゃんである穴澤賢さんの、苦しみの中からまさに絞り出したような”富士丸の死”の報告があった。
「富士丸を死なせてしまいました」とあった(今はこの報告記事は載っていないみたいだけど…)。
富士丸くんはたった5時間父ちゃんが家を留守にしている間に旅立ってしまった。それまで全然元気だったのに…。
どうしようもなかったことは誰にでもわかる。でも「死なせてしまった」という言葉が、ものすごくワタシに突き刺さった。
富士丸くんの死を知ったのは、チャイが死んでまだ10日も立っていない時だったから。
1日違いで旅立っていったチャイと富士丸くん。
それだけの共通点が、それからのワタシの支えとなった。支えなんて言うとヒンシュクだけど、でも、当時のワタシにとっては、苦しみを共感できる存在が必要だったのだ。
犬と猫との違いはあるものの、その後のワタシはブログの過去ログを読みあさった。本も買った。
ものすごく父ちゃん(穴澤さん)に自分を重ねていった。
共通点を見つけるたび、どんどん勝手に”身近な人”になっていった。職業は家で仕事をするフリーランス、バツイチ、息子(富士丸/チャイ)と二人暮らし、おまけに6月生まれ…。
形を変えてスタートした”父ちゃん”のブログ「Another Days」も、ストーカーのようにこの1年覗いていた。
そして、1周忌のタイミングで出版されたのが「またね、富士丸。」だった。
今ワタシも”1年”という時間がたったからこその読後感なんだろうか?
もしこれをチャイが死んで数日後、数ヶ月後に読んだら、違う感想だったんだろうか?
それはわからないけれど、穴澤さんのこの1年、そして彼の思うところ全てがワタシの気持ちとぴたりと一致して変だけど嬉しかった。
お別れの直後、現実とは全く違う世界に行ってしまった感覚、仕事をすることでの現実逃避、まわりには「もう大丈夫!」と言っていてもやっぱり全然大丈夫じゃなかったこと、自責の思い、ひとりになってしまったという思い、自分が自分でなくなってしまったという思い、お酒に逃げたこと、海外に行ったこと、夢に出て来てほしいと思うこと、遺骨に対する思い、、、、あげればキリがないくらい、「そうなの!そうなの!ワタシが変なんじゃないよね?父ちゃんもそうだったんだよね?」と思うことがあり過ぎ…。
もう少し客観的に見ると、丸くんはあまりにも突然亡くなってしまったし、犬だったからふたりで出かけた思い出もたくさんで、全国にたくさんの丸くんファンがいるという立場はチャイとは多いに違うんだけれど、ペットロスってやっぱりこういうものなんだよな、と、ワタシが異常じゃないんだよな、としみじみ思わせてくれた本でした。
穴澤さんも書いているけれど、やっぱり世間的に「犬が死んだくらいで…」と思われるんじゃないか、って気持ちが、我が子を失った人達を苦しめているんじゃないかなと思う。ワタシも当時は”猫が死んだくらい”で関わっている人に迷惑をかけてはいけない、って気持ちが強くて、人前では「もう大丈夫です」と言っていたけれど、実際は「世界中でもっとも大切な自分の分身がいなくなっちゃった!!!!」って気持ちをずーーっと抱えていた。もちろん今でもその気持ちはあるけれど、今はその混乱の気持ちとは自分なりに折り合いをつけられた、と思う。多くの人の支えがあってこそだったけれど。
チャイが死んで何冊かペットロスの本を読んだけれど、これだけワタシの気持ちにぴったりだった本はなかったなぁ。
ペットロスでもいろいろある。人それぞれ。でも、自分の気持ちに近い人の本に出会うと救われることもある。
ひとりひとりみんな尊い我がコとの心の絆があってのお別れ。ものすごく辛いこと。
我がコを失って「なんのために自分は生きているんだろう?」と思うことだってある。大切な存在は人間だって犬だって猫だって同じ。それはおかしなことじゃない。命って人間でも動物でも、それだけ心を動かす尊いものだから。
だからこれから、そして今ペットロスで苦しんでいる方がいたら、読んでみてほしいな、と思っての紹介でした。
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またね、富士丸。 穴澤賢 世界文化社 2010-10-21
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まさに集大成。心にしみます・・・


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お友達のTEKKO(テッコー)はケニアの旅行会社です
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私は、この本を読む勇気はまだ無いかもぉ〜(^_^;)
数時間外出して帰ったら…なんてシチュエーションは怖すぎる。
ウチは、たった7日間で次々と3匹倒れ、その中で一番体力ありそうなクリだけ昇天してしまった時はショックだったけど、最後は一緒にいられて良かったかな。
体力も無く、深刻な状態のジジババが復活して…。
オールマイティ何でも来いのクリだから、残った命を置いて行ってくれたのかな、と思うようにしてます。それくらい、カフェとシマの回復は凄かったです。
カフェは傷の長さが身体の全長(シッポの先まで入れて)よりも長いオペしたのに、今ではスゴイ元気です。あとはガンの転移さえなければ、普通に歳を取って行けるようです。
シマは発作後は寝たきりに近くなったのに、こちらもいきなり復活して、薬は欠かせないけど、歩けるようになったし。クリがいなくなった事を除けば、クリがいなくなる前にかなり近い状態かも…。
最後を看取れても看取れなくても、どんなに手を尽くしても、「あの時こうしていたら…」と思ってしまうのが飼い主というもんなのでしょうか。未だによく判りませんが。
ほんとは、クリと一緒にやりたい「ある事」が有ったんだけど、肝心なクリがいなくなってしまったので、夢で終わってしまったのがチョット残念。
まあ、クリは晩年?加齢のせいか体重が減って身が軽くなったことで、それは楽しそうに天井近くをヒュンヒュン跳んで喜んでたから、本猫的には楽しい毎日だったらしいけど…。
楽しい思い出があるからこそ、可愛かったからこそ、お別れが辛いし悲しい。
時間が経てば見た目は平気そうになるけれど、でも、傷付いた事実が消える訳じゃないから。
心は痛くても、そんな思い出を得られたことは素晴らしいことだと思う。
カフェちゃんとシマくん、復活してくれて本当によかった!!!
クリちゃんがねえちゃん、にいちゃんにパワーを置いていってくれたのね、本当にクリちゃんはイイコだったもんね。
>>時間が経てば見た目は平気そうになるけれど、でも、
>>傷付いた事実が消える訳じゃないから。
>>心は痛くても、そんな思い出を得られたことは素晴らしいことだと思う。
本当にそうだね。
むちゃくちゃ辛い経験だけど、変な言い方だけど経験できてよかったと今のワタシは思うのです。
チャイがうちのコになってくれて本当によかったって。
きっとみんなそうだよね。傷ついた気持ちは確かに事実だけど、たくさんのステキな思い出を残してくれたことも事実だもんね。
あぁ〜、読みたいと思うけど読めない本なんだよね、この本。
他にも読もうと思って買った「ミーのいない朝」と言う本もずっと待機中。
何度も読んでいるのは「ありがとう また逢えるよね」と言う本。
マリモの場合、私のした選択しかなかったように思うけど でもやっぱり
私は彼女の生きる気持ちを遮断したんじゃないか? 私のエゴを色々
押し付けていたんじゃないか? 果たして彼女は本当に幸せだったのか?
あの子は私を救う為に あんなに苦しい最期になっても 何か、神様との
取引をしたのではないか?・・etc・・・今も考えること。まだまだ私の近くに
マリモが居る気がするし居て欲しいし 「またね」とは言えないなぁ。
何時になったら笑って「楽しかったね、また逢おうね」って言えるかな。
富士丸くんの父ちゃんの「またね」は「また会えるといいな」とは言っているけれど、穿った見方なんだけど、本を締めくくるために&心配してくれている人達のために「またね」と書かなきゃならなかったような印象を受けました。だって、本人の中ではまだ何も解決してないようだから。。。
お別れって、満足できるお別れだったって言い切れるものなんてものすごく少数なんじゃないかなぁ。たとえまわりが「あなたは最善を尽くした」とか「誰にもそれ以上どうすることもできなかった」と言ってくれたとしても、色々後悔は残ってしまうもののような気がします。
そういえばワタシ、なぜか犬関係のペットロス本ばかり読んでいるかも!ゆみのさんご紹介の本、読んでないので探してみるね。
ありがとう!