2010年04月30日(金)

ケニア旅行に予防注射は必要か?

ケニア旅行に興味のある方からよく聞かれる1つが「予防注射は必要?」ってこと。
今日も友達から聞かれ、以前ココに書いた気がしていたのだけど、途中まで書いて放置してたことに気づきました(^^;

そもそも、予防注射が必要かどうかということは、「経由地を含めた空港で書類不備を指摘されるか否か」という問題と「自分の健康のために予防注射が必要か?」の2種類に分かれると思います。
まず、「経由地を含めた空港で書類不備を指摘されるか否か」にあたるイエローカード(接種証明書)が必要となる注射は、ケニアの場合【どの国を経由するか】によって、黄熱病だけが引っかかります。
ケニアは「黄熱病リスク国」とWHO(世界保健機関)から指定されているので、経由する国が【黄熱病リスク国からの入国者に対して黄熱予防接種証明書(イエローカード)を必要とするかしないか】で変わってきます(つまり日本からケニアに行って帰ってくる場合、帰りに問題が出る可能性があります)。
たとえばドバイ経由でケニアに往復する場合、アラブ首長国連邦は「黄熱予防接種証明書の要求なし」だからイエローカードがなくてもOKだけど、バンコク経由の場合タイは「黄熱リスク国からの、生後9ヶ月を超える渡航者に黄熱予防接種証明書を要求」なので、イエローカードが必要。
ちなみに日本は「黄熱予防接種証明書の要求はなし」なので、黄熱リスク国から入国してもイエローカードは必要ありませんよーってこと。
詳細は厚生労働省検疫所の「黄熱予防接種要求国」ってページがあったのだけれど、今見たら”準備中”になってました…(^^;
———-
追記(2010年5月22日):
↓上記「黄熱予防接種要求国」が詳しく載っている厚生労働省検疫所の過去ページを発見!
黄熱予防接種要求国- 厚生労働省検疫所 海外感染症情報

———-
追記(2012年3月22日):
またまた厚生労働省検疫所の黄熱病についてのリンク先が変わっていたので、以下に最新版をご案内〜。
「黄熱について」厚生労働省検疫所
———-
ちなみに黄熱病の予防注射は生ワクチンのため、各都道府県の指定する検疫所にて事前予約の上接種します。さらに、接種後10日目から有効なので、接種スケジュールも注意。

そのほかの予防注射はコレラとか破傷風とか狂犬病とか色々あるけれど、これらはあくまでも任意。「自分の健康のために予防注射が必要か?」との判断で。
フツーの観光客が行かないケニアの秘境に何ヶ月も行くなら別だけれど、フツーの観光旅行だったら全然何もしなくて問題なしです。
ただし、状況は変わることも多いので、旅行会社のツアーに参加する場合、予防接種についてはその旅行会社の指示に従ってくださいね。

で、ワタシの場合のイエローカード。
1991年の初めてのケニア行きの時、黄熱病とコレラの予防接種を受けてイエローカードを発行してもらいました。その当時は必要だったのかな?(ちなみに最初のケニアはインド経由)
2003年の4回目のケニア行きの時、イエローカードの期限が切れていたので、また黄熱病だけ受けた小心者&無知なワタシ(ヨーロッパ経由だったのに)。その時検疫所のドクターが「有効期限は10年になっているけれど、一度受けると免疫はできているんですよ」と教えてくれました。なので、その時はワクチン量半分でイエローカードを発行してもらいました(でも料金は通常どおりだったけど)。

で、今回(2010年1月)のケニア行きが決まり、ドバイ経由なので必要ないけどふとイエローカードを見たら、期限は2013年まであるものの、途中で姓が変わったので、これは無効かもと思い、せっかく受けた注射なので東京検疫所に電話してみました。
やっぱりパスポートと同じでないと無効になるそうで(そりゃそうだよね)、変更手続きが必要と言われる。
手続きとしては、そのまま電話で現イエローカードの情報を伝え、変更した新イエローカードを数日後に取りにいくというパターン。
イエローカードの書き換えをする人はそうめったにいないようで、受け取りの日も「あ、金曜日は忙しいので、木曜日にしてくれます? 何時にお見えになりますか?」みたいなアポイントをとっての形(^^;
受け取りは、特に旧イエローカードを返すわけでもなく、パスポートを見せるわけでもなく(免許証など身分証明証だけ必要)、係員の人たちも「えーーっと、これでいいんだっけ?」って感じで終了。
なんか昔のイエローカードよりサイズが小さくなりました。
左が昔、右が今のイエローカードです。
091212.jpg

※2012年9月24日追記 —–
ちなみに“イエローカード”とは厳密に言うと「黄熱病(Yellow Fever)予防接種証明書」のことだそう。つまり黄熱病だけ。でもワタシが大昔コレラの予防接種受けた時、同じカードに黄熱病とコレラを並べて記載されたように記憶してるけど…。この証明書に記載されている正式名称は「International Certificate of Vaccination or Prophylaxis」なので、提示を求められる時は「Do you have a Certificate of Vaccination(ワクチン接種証明書は持っていますか)?」みたいに聞かれるようです。日本が発行する“国際ワクチン接種証明書”は紙も黄色いし、検疫では“イエローカード”って言われるのかと思っていたけれど、ちょっと違うみたい。ややこしいですね。
——-

あと、よく聞かれるのが「マラリア」について。
マラリアには予防注射はありません(一応今のところ)。感染を防ぐために服用する薬があるけれど、日本では売っていないので、服用したい場合、現地とかマラリア汚染地域国かな?での購入になります。
でも、ケニアについたらすぐ服用して、帰国後も10日間だったかな?飲み続けなきゃいけないので、結構面倒です。それに副作用も心配。
マラリア予防薬を知りたい方はネット検索してみてくださいね。詳しい情報はあちこちにあると思います。

ワタシはそもそも極力薬は飲みたくないタイプなので、マラリアの薬、飲んだ経験なしです。副作用がやっぱりコワイ(ケニアで抗生物質を買ってもらい飲んことがありますが、日本人のワタシには強過ぎて、ふらふらになった経験があるので、さらに薬コワイ!)。
薬飲むより蚊にさされないよう努力する方が良いという考えです。

マラリアは蚊の中でもハマダラ蚊という蚊が媒介します。すべてのハマダラ蚊がマラリアを持っているわけではないけれど、この蚊はおもに夕方から活動が活発になるので、夕方の服装は長袖長ズボンで対処。虫除けスプレーとかも併用しつつ。
ちなみにワタシの場合、ケニアの海岸地方に行った時は蚊対策を意識しましたが、ナイロビとかマサイマラでは特に何もしていません。ナイロビやマサイマラは標高が高いので、海岸地方より蚊がいないと思います。実際ナイロビやマサイマラで蚊に困った経験なしです(ケニア1ヶ月以内の滞在で。ただし、ハマダラ蚊がナイロビやマサイマラにいない、というわけではないそうです)。

ということで、マラリアは普通の短期観光旅行だったらまったく心配しなくていいように思います。潜伏期間があるので、万が一何か体調が悪くなったら、日本の病院でも「ケニアに行ったのでマラリアの可能性は!?」と聞けば、きちんと調べてくれるし、治療してもらえます。

黄熱病にしてもマラリアにしても、病気を恐れるのではなく、一番大事なのは「自分自身が健康体であること」だと思います。
免疫力が弱っていたら、病気にかかる以前におなか壊したり、色々問題は出てくるもの。
ケニアに限らずですが、旅行に行く時は体調万全で、また旅行中も無理せずの基本通りで楽しいケニア旅行にしてくださいね。

カテゴリー:ケニアコメント


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

酔っぱのたわごとをRSS登録する

Powered by

  • apple