2006年3月13日

2006年03月13日

岩合さんの猫写真展

午前中、ハードなミーティングがあって気持ちもどんよりだったので、突然思い立って所沢まで気分転換しに現実逃避してしまったワタシ。
ネットをさまよっていたら、ワタシの一番大好きな動物写真家、岩合光昭氏の猫写真展をやっている情報が目にとまったから。
所沢って生まれて初めて行った場所。
なんだかワタシのテリトリーとは全然違う空気の場所だったけど、思ったより近かった。
平日の午後、ということもあって、お客さんはほとんどなし。
めいっぱい時間をかけて1つ1つ見ることができました。
そういえば写真展をこんなにじっくりゆっくり見るのは久々かも。
半数以上は持っている写真集や雑誌で見たことのある写真だったけれど、やっぱり生の写真は全然迫力が違う。
印刷という現場に関わりがある仕事をしているので、写真の“色”というものは、とっても昔から気になっているワタシ。
同じ写真でも、写真集に印刷されたものとは全然違う写真が目の前にある。
絵と一緒だなぁと、つくづく思う。
「ああ、これが岩合さんが“その時の色に最も近い”と思った色なんだ」と、思った。
ファインダーを覗いた時、きっとカメラマンはその瞬間にアタマの中で写真を現像しているんだと思う。
そのアタマの中の“色”と、現像、印刷の色をいかに近づけるかが、すごく大変なんだと思う。
デジタル技術がどんなに進歩しても、アタマのイメージと、出来上がりを合致させるのは永遠のテーマ。
写真に限らずにね。
そんなことを考えながら写真を見る。
そして、猫好きならどうしても気になるのがアングルと写真を撮った背景(いきさつ、とでもいうのかな)。
1つ1つの写真を見ながら、岩合さんがカメラを構えてこのコ(猫)に向き合った姿勢や状況を想像する。
どう考えてみても、“這いつくばって撮っている”写真が多い。
でもって、目の前のこの1枚の写真を撮るために、多くの時間と経験と神業のような何かが働いていることがとってもわかる。
コンマ何秒かだけしかない瞬間にシャッターを切るすごさ。
自分ちの猫(チャイ)だって、こんな表情ぜったい撮れない。
岩合さんの写真の好きなところは、被写体の他の背景がすごく計算されているところ。
三毛猫さんが寝そべっているところには、真っ赤な柵が写っていたり、茶トラ猫さんがなごんでいる茶系の草むらの後ろには、1本の白い花を持つ緑の茎がにゅっと伸びていたり。。。
猫は好き勝手な場所にいるだけなのに、なんでこういう背景の効果まできちんと計算されて撮れるんだろう。
そして猫は機嫌をそこねると、すぐ動き出してしまうのに。
うーーーん、やっぱり岩合さんはすごすぎます!
岩合さんについて語り出したら止まらないので、このへんで。
写真は、販売コーナーで買ってきたポストカードとクリアファイル。
サイン入り生写真、すっごくほしかったけれど、お財布と相談の上、断念。
いつかチャンスがあったらにしよう。

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